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外貨預金の基礎を知ろう


外貨預金と為替の仕組み

投資として外貨預金を始めるに当たって金利以上に重要になってくるのが為替でしょう。為替の仕組みをよく理解していないと利益を得るどころか、大きな損失を被ってしまう可能性も出てきます。

ニュースなどで外国為替、とか為替レートまたは為替相場という言葉を聞いたことはありませんか?為替というのは、異なる国の通貨を交換することを意味します。そして、為替レートや為替相場というのは異なる国の通貨を交換するときの比率を表します。

例えば、アメリカドルと日本円で考えてみましょう。為替レート1ドル=100円で、1万円分の日本円を100ドルに換えて預金したとします。1ヶ月後にレートが1ドル=95円になると実質的には最初に米ドルに換金した1万円は9,500円に減ってしまう事になりますし、1ドル=105円になれば1万500円に増えたことになります。

この為替の変動による損益の事を、為替差損、為替差益と言います。また、初めの1ドル=100円に対してレートが1ドル=95円になることを円高、1ドル=105円になることを円安と言います。利益を得るには円高ドル安の時に預入をし、円安ドル高の時に払戻をすることが必要です。

もちろん、為替の相場は日本円と米ドル間にのみ存在するのではなく、米ドルとユーロ、 米ドルと豪ドル、といった具合に他の様々な外国通貨間においても存在しています。そして、為替相場は世界の経済事情や社会情勢によって日々変動しています。為替相場の流動性が、投資の対象になっているという訳です。

外貨預金は円預金と同様元本保証されていますが、それは外貨建ての元本の保証であり、預ける時と引き出す時の為替相場によっては、つまり為替差損が出た場合には元本割れをするリスクがある事にも注意しなければなりません。

また、外貨預金において忘れてはならないのが為替手数料です。円貨から外貨に交換して預ける時、そして預けた外貨を円貨に交換して払戻する時、往復で手数料がかかります。日本円を外国通貨に交換する時のレートをTTSレート、預けた外国通貨を日本円に交換する時のレートをTTBレートと言います。

これは、ニュースなどで公表されている相場に手数料分を上乗せしているレートとなります。1回の取引に付き、1通貨単位毎に手数料が発生しますのでアメリカドルであれば1回の預入、もしくは払戻に付き1ドル当たり所定の手数料がかかるという事になります。為替手数料は金融機関によって異なります。住信SBIネット銀行や楽天銀行などのネットバンクであれば一般の銀行よりも安く設定されています。

外貨預金は為替リスクや為替手数料の事も勘案して運用しなければならないという注意点はありますが、円預金と比較した場合の金利差でも人気を集める金融商品です。メリットを上手に生かして資産を殖やしてみましょう。